大晦日「Dynamaite!」「やれんのか!」感想

12月30日付けの日記で「Dynamaite!」と「やれんのか!」の勝敗予想をしたワタクシですが、まあ可もなく不可もない中途半端な的中率ですたw
個人的に一番驚いたのはK-1甲子園雄大君が制したこと。
僕が予想した久保賢司でも、ましてやHIROYAでもなく彼が獲ったというのは、文字通り番狂わせだったと思います。
畑山隆則の「若さがないね〜。巧いのはわかるけど(苦笑)」という解説が笑えました。


桜庭vs船木も予想が外れました。
意外とあっさりタップ負けするのも船木らしい気はします。
ただ船木の身体はまだまだいけると思うので、これからもvs田村、vsホイスなどのドリームマッチをこなしてほしい!
船木戦でオファーだせばジョシュ・バーネットもよろこんでHERO'sのリングに上がるんじゃなかろうか?
まあ体重差がありすぎるけど……


逆に疑惑の勝利、という部分で当たってしまったのは秋山vs三崎。
最後の三崎の蹴りは「やれんのか!」ルールでは反則にあたる四点ポジションの相手頭部への蹴りではないかということで議論になっています。
“四点ポジション”の解釈とか、“グラウンド状態”の解釈とか、流れの中での攻撃をどこまで認めるかとか、ルールの文章だけでは一概に判定できない要素を含んでいるので難しい問題です。
あくまでも僕個人の考えを書けば、あの三崎の蹴りは“有効”だったと思います。
これはルール解釈とは離れた意見なのを承知で言うのですが、秋山はあのときほぼ立ち上がりかけていて、両方のヒザはマットを離れていました。
腰も頭も“グラウンド状態”と呼ぶにはかなり高い位置まで上がっていて、もはや格闘家ならば頭部のガードを固めておかなければいけない体勢だったと思うのです。
四点ポジションにあるまじき四点ポジション、とでも言いましょうか。
対戦相手の目の前であそこまで上体を起こしておきながら両手はマットについたまま顔面をさらすということ自体が、格闘家として秋山の致命的なミステークであり、その秋山に三崎が追撃を加えたのも格闘家として当然のことだったと思うのです(言い換えれば、思わずそういう致命的な姿勢をとってしまうほど、その前の左フックで秋山はKO状態に陥っていたということなのでしょう)。
まあ、こういうことを言い出すと議論は尽きないとは思いますが、僕は格闘技のそういうところも嫌いじゃないんですよね。
とりあえず今日はこのへんで。